【JAZZ読書】I♡ロレイン。僕のロレイン。

「恋をした男子は、
こんなに無邪気になれるのね。」


「これが幸せなんだって分かったんだよ。」

新品の汽車ポッポを買って貰った幼い子どもみたいな気分。
愛しいロレインと出会ってからは。

その二つの瞳は夏の空よりも青くて、誰が見たって分かってくれるはずだよ。なぜ僕がロレインに恋をしたのか。なぜこんなに僕が浮かれてるのかってね。

雨が降ったって何も困りはしないよ。
彼女の笑顔の中に太陽が昇っているから。それに、考えてみて?彼女と相傘で歩くラッキーな男が、この僕なんだから。

「ロレイン♡僕のロレイン♡」

毎晩寝る前にもお祈りしているんだ。
誰も彼女の心を盗みませんようにってね。
ロレインとの新しい生活が、ほんとに待ち遠しくてたまらないんだ。


◼︎SWEET LORRAINE
1928(Mitchell Parish / Cliff Burwell) Mikael Hageus
おすすめバージョン:Nat King Cole

2016年、最初のJAZZ読書は、ラブリーな曲からスタート。恋をした男子は、こんなに無邪気になれるのか!! というニヤつきが隠せない曲が『SWEET LORRAINE』。ロレインという憧れの女性に向けて歌った曲なのですが、「彼女を独り占めしたい!」「I♡ロレイン」という溢れんばかりの想いが、少年の心のように歌に込められております。以前、ご結婚されたお二人にサプライズで歌ったことがありました。久しぶりに歌いたくなった一曲。

https://www.youtube.com/watch?v=09Ze0v700ik