#JAZZ読書 投稿者: RIKAPEPE2016-06-0810:33 午後2016-06-08 【JAZZ読書】お調子者に魅せられて。 私は彼の笑顔が大好き。 たとえそれが、私のことを笑ったのだとしてもね。 そうね、確かに彼はちょっとお調子者ね。そんなことは分かってるのよ。 でもね、彼のそういう子供っぽい部分が魅力になってる、とも言えるのよ。 そんな彼にすっかり夢中な私。 無邪気な子供のようにはしゃぐこの気持ちを抑えられないの。 恋をすれば、切なさはつきものね。ここのところ一睡もしてないの。 このどうしようもないお調子者と出会ってからというもの。 私、ほんとどうかしちゃってるわ・・・調子が狂う。 感情がわきあがってくるの。 自分でも手に負えないほど夢中になって、魅せられて。 彼のことを思い浮かべては、クスッて一人で笑ったり、めそめそしたり。 まるで子供みたいに、魅了されて、悩まされて。 もう、どうしていいのかわからないよ。 なんにも手につかないよ。 でも、それがなんだっていうの? 彼は素っ気ないけれど、それでも私はいいの。 私の気持ちを知ったら、笑うかもしれないわね。 それでも、私は彼の笑顔が大好き。 たとえそれが、私のことを笑ったのだとしてもね。 彼のために歌うわ、何度春が訪れようとも。 春が来るたびに、そのたびに歌うわ。 彼の横に寄り添えるその日を夢見て。 もう、すっかり魅了されて、悩まされて、 どうしていいのかわからない。 BEWITCHED 1941(Lorenz Hart / Richard Rodgers) ▪︎おすすめバージョン Ella Fitzgerald 女性は好きな人やパートナーがいるとき、「その人と共に人生を歩みたい」なんて妄想を始めて、ついついその人の世界を通して生き始めてしまう。自分はどうなりたかった?自分は何が欲しかった?いつの間にか、自分の心のを通して生きるのを忘れてしまう。本当に調子狂う。だけど、それも幸せだったりするの。自分の心を見失っても、なんだか温かい。毛布にくるまっている様にね。 共有:TwitterFacebookいいね:いいね 読み込み中… 関連