【JAZZ読書】夜中の3時、そんな気分にさせる男。

夜中の3時に
“そんな気分”にさせる男と出逢いたい。


目が魅力的なあの娘はなんて名前なんだろう?それに、素敵な唇をしていて、ますます気になるよ。そうしよう、声を掛けてみようかな。「僕と踊りませんか?」って。彼女が言ってくれたら良いな、「素敵なステップね」って。

だから僕は紳士的に話しかけた。「もし宜しければ僕と踊りませんか?」って。そしたら彼女も、「私もそんな気分だったの。」と言うんだ。最初は彼女を軽く抱きしめ、2人はダンスを始めたんだ。それがいつしか強く絡み合い、夢見る恋の気配だよ。

その時僕は言った。

「もう夜の三時も回っちゃったね。外で月が輝いているよ。一緒に見に行かない?」

すると彼女が言った、

「それはちょっと困るわ。今すぐキスしてほしい、私そんな気分なの。」

「そんな気分」、そう彼女は言ったんだ。「そんな気分」と彼女が言ったとき、そんな気分のせいで僕もドキドキしてさ。こう答えたんだ。

「僕もそんな気分ですよ。」

そんな気分って、彼女とキスしたい気分。そんな気分って、恋の虜になりたい気分。この気分って、今まで知らずにいた気分。僕は答えたよ、「僕もそんな気分ですよ。」と。


IN THE MOOD
1939(Joe Garland) Wholly Cats
▪︎おすすめバージョン Glenn Miller

妻が実家に帰省中、夫がどストライクな女と出逢っていたら、それは悲劇以外の何ものでもないけど。自分がシングルで、夜中の3時にどストライクの男性に出逢ってしまったら、それはロマンスでしかないよね。でも、この歌詞の内容でそんな素敵な男性に出逢えるならば、もっとロマンチックな曲がかかっている時に出逢いたいかも♡私は『This is Dedicated to the One I Love』がかかっている時に、そんな会話がしたいよ。

https://www.youtube.com/watch?v=7Z0lNch5qkQ